圧倒的な加工精度を誇るＹＡＳＵＤＡの５軸加工横型マシニングセンタをはじめ、三井精機、ＤMＧ森精機のマシンなど、最新鋭の加工設備を積極導入。温度環境による機体の熱変形を防ぐ「機体温度制御装置」を備えたマシンも揃えるなど、先端産業分野からの高い要求レベルに対応できる、きわめて安定した高精度加工体制を整備しています。

工場環境は加工機の精度に大きな影響を与えます。急激な室温の変化や室内の温度差、天井や壁からの輻射熱などは、機械を熱変形させ、それが精度低下の要因となります。そこで私たちは、工場内の空調システムを充実し、μmレベルの加工精度追求に最適な状態に温度環境をコントロールしています。

ワークの保持剛性もまた、高精度追求の要となります。そこで、工程ごとのワーク形状に最適な治具を社内で設計・製作し、切削抵抗によるビビリや沈み込みなど、精度低下要因を排除。複雑形状ワークの高精度・高品位加工を実現しました。また、横型マシニングセンタによる１チャック５面加工を可能にするなど、生産性も向上しています。

８パレットの搭載機を筆頭に、ＡＰＣ装備のマシニングセンタを多数導入。ワークと工程に最適化した独自設計の治具とあいまって、夜間フルタイムの無人稼働を実現し、高生産体制の確立。しなやかな納期対応を可能にしています。

ＣＡＤデータ受け入れにおいて、多軸制御による複雑高度な形状加工に対応するため、最新の３D ＣＡＤ/ＣＡＭシステムを設備。加工データ作成の効率化、加工シミュレーションによる段取り短縮など、生産性向上を実現しています。